とんこつラーメンにモツ鍋、辛子明太子・・・。
パンチの効いたおいしい名物が多い福岡ですが、がっつり系の食事の合間に、ほっとするようなスイーツで箸休めというのはどうでしょう?
そして、こんなタイミングには、こってり味にそまった口をさっぱりとさせてくれる、いちご大福がおすすめ。
あまおうで有名な福岡は、全国2位のいちごの産地でもあるんです!
別腹で食べられる美味しいいちご大福のある和菓子屋さんを10店、ご紹介します。
フレンチの魔法がかかった贅沢いちご大福
「シャンパンいちご大福」は、フレンチと古酒ワインの美しいマリアージュ(「結婚」と表現されるほど最高の組み合わせ)をテーマとする東京・銀座のミシュラン一つ星フレンチレストラン「レヴェランス」から生まれたいちご大福です。
フレンチシェフ特製のシャンパンジュレといちごの甘酸っぱさがマリアージュする、和菓子とも洋菓子とも表現しがたい透明感があって華やかないちごデザートに仕上がっています。
大粒のいちごを使用しているため1個が大きく、初めての方は食べきれるか少し不安に思うようですが、いちごの中心をくりぬきシャンパンジュレを閉じ込めてあるので、みずみずしく、口当たりも軽いため一つ食べても重さを感じない仕上がりに。
女性でも一度に2つ、3つと食べられる人もいるようです。
参考価格:4,104円(税込)
1.地元民でもなかなか買えない『五十二萬石 如水庵 博多駅前本店』
画像出典:※Instagram @fumiehappy さんより
お値段は6個入り1,170円(税込)で、冷やして食べるのがお店推奨の食べ方。
ふつう冷やすと求肥が固くなってしまいそうなのですが、この大福は柔らかいまま!
ふんわりとしていて、ちょうどよい柔らかさです。
餡は白あんで、ジューシーないちごの甘酸っぱい酸味と抜群の相性。
いちごは「とよのか」で、長崎県島原雲仙産のようです。
ふつうに食べてももちろん美味しいけれど、冷やして食べるのは新感覚!
2.創業明治38年の老舗和菓子屋『石村萬盛堂 本店』
画像出典:※Instagram @ishimuramanseido さんより
好みで選んでもらうのが一番良いのですが、ぜひ二種類とも買って食べ比べもしてみて欲しいいちご大福です!
白あん×いちご、こしあん×いちご、同じいちご大福でも味のニュアンスが違って楽しいですよ♪
お値段は4個入りで740円(税込)です。
なお、石村萬盛堂本店は現在休業中(2020年11月開店予定)のようです。
本店以外は営業している店舗もあるようです。
一つのお店で、こしあんと白あん、二種類楽しめるのは嬉しい!餡の違いを楽しむというのが通っぽいなあ。博多あまおうとそれぞれの餡のマッチングを楽しんで。
3.全国にファン急増中『鈴懸 本店』
画像出典:※Instagram @mapmpaa さんより
多くの人から定評のある、人気のいちご大福。
お土産としてもおすすめできる、間違いのないいちご大福です!
いちご大福好きなら定番の有名店!食べたことない人はまず食べてみて。
4.小ぶりのいちごが鎮座する『和菓子処 きねや』
画像出典:※Instagram @koume.999 さんより
「大きければ大きいほどよい」という風潮もあるなか、あえて小ぶりのいちごを使っているのも珍しいです。
いちごがダイレクトに舌にふれるので、フレッシュな甘みと酸味が楽しめるのが特徴。
いちご大福としての一体感ではなく、素材の味をしっかりと楽しみたいという方にはおすすめの一品。
いつも以上にいちごの味が楽しめる、特に「いちご好き」のためのいちご大福と言えそうだ!
5.名菓子は一日にしてならず『兎月 室見店』
画像出典:※Instagram @ibuhayakuri さんより
今どきのおしゃれな和菓子屋さんとは一線を画す、昔ながらの渋い和菓子屋さん。
その外観とはうらはらに、和菓子一つ一つのクオリティはとても高いんです!
甘さはほどよく控えめで、こしあんの舌触りと相まってとても上品な味わい。
季節ごとの限定メニューも多く、見た目にも華やかな和菓子が揃っています。
地域にとけこんで立ち寄りやすい雰囲気なのに、びっくりするクオリティの和菓子が食べられる。ギャップ萌え。
6.腕利きの職人が炊き上げた極上餡が人気『熊久』
画像出典:※Instagram @fumikatsu9129 さんより
和菓子の命、そしていちご大福の命とも言える“餡(あん)”には特にこだわっており、厳選した北海小豆のみを使用し、この道40年の職人が小豆を炊き上げています。
自慢の餡は、いちご大福がない時期には、名物「麩饅頭」で味わえますよ。
名店の職人が炊き上げた北海小豆餡で包まれるいちごが、幸せそう…!
7.商店街で愛される杵づき餅が絶品『駒屋』
画像出典:※Instagram @peaspica さんより
杵でつく、つきたての餅で包んだ「豆大福」が1番人気で、毎日飛ぶように売れていきます。
いちご大福の販売期間は、いちごの状態次第。
酸味よりも甘みが強い佐賀県産「さがほのか」を使用しています。
朝お店に近づくと、もち米を蒸した香りがふわぁと商店街を包む。つきたてのお餅で包んだいちご大福は絶品THE絶品。
8.福岡土産に大人気『萬年家 福岡空港店』
画像出典:※Instagram @takenaru1128 さんより
いちごは、ひと口でほお張れないほど大粒のあまおうを使用し、餡は、白あんと黒あんの2パターンから選べます。
福岡から帰りの道中、飛行機や電車で楽しむのにぴったりだ!
9.バリエーションが多くて迷っちゃう!『瀬川菓子舗』
画像出典:※Instagram @cream0213 さんより
ロングセラーの「シューロール」「チーズケーキ」の他に、いちご大福を始めとするフルーツ大福の種類も豊富で、何回リピートしても新しい出会いがあるお店です。
マシュマロのようなふんわりとした餅と甘さを押さえたこしあんが、いちごの酸味とうまく調和しているね。
10.“いちごファースト”の大福が秀逸『さかした』
画像出典:※Instagram @tmk___cw さんより
もともと、いちご大福を生地に包んでいたけれど、いちごのみずみずしい見た目や食感を楽しめるように、外にはみ出した形にしたとのこと。
いちごの品質にも徹底的にこだわり、あらゆる農家を回って、ようやく見つけたのが今のいちご農家。
一粒のいちごの魅力を最高に引き出したいちご大福です。
いちごに対するこだわりが、まさにあふれ出ちゃったいちご大福。みずみずしくってつやつやないちご、目でも口でも存分に楽しんで。
ふっ!?いちごじゃないいちご大福ですって!?いやあ、これはこれで、ぜいたくなお味。食べる手がとまりませんね。ふっふふー。